春園功太は高校卒業後、働きながら医療系の専門学校に通学。テレビでボートレースを見たことがきっかけで、ボートレーサーに転身した。AbemaTV「アベマde週末ボートレース~Friday~」では、トップルーキー2019に選ばれた春園功太を特集。その特集で春園は、周囲への感謝の言葉を口にした。
デビュー当初は理想と現実とのギャップに苦しんだ。「聞いていたよりも稼げない」。賞金が魅力的でボートレーサーを目指したという春園。2013年11月にボートレース津でデビューして翌年2月には初勝利を挙げるも、成績が振るわずに悔しい日々が続いた。「早くA級に上がりたい」。それでも目標のために努力を惜しまなかった春園は、遂に大きな成果を手にした。デビューから3年9カ月、ボートレース浜名湖にて待望の初優勝。この優勝を機に、成績も徐々に上向いていった。
2018年、ボートレース津のフレッシュルーキーに選出されると、同年後期には飛び級でA1に昇格(現在はA2)してG1初優出。結果は5着だったが、「焦らずにレースができた」と春園は振り返った。自分らしく「目の前のレースを一生懸命走るだけ」と、おごりは一切ない。「周りの人に支えられてレースができている」。照れながら感謝の気持ちを伝えた春園は、「全力で走る」とさらなる飛躍を誓った。
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