テレビ朝日系列で毎週月曜よる11時20分より(一部地域を除く)放送している『かみひとえ』の未公開映像がAbemaTVで配信され、結婚3年目にして鬼嫁の年齢を知らない芸人の夫が決死の年齢調査を実行した。
当番組では、博多華丸・大吉とココリコがダブルMCを務め、令和の“かみひとえ”スターを発掘。今回登場したのは、芸人の湯川セイント(39)と妻・ちえみさん(年齢非公開)。ちえみさんは、看護師・アイドル・芸人の“三足のわらじ”を履く働き者だ。鬼嫁ぶりについてスタジオで質問された湯川は「私の妻は、夫婦なのに質問にまったく答えてくれない鬼嫁です」と激白。
どういうことかというと、湯川は「例えば今晩の夕食は何ですか、と聞いてはいけないので、ハンバーグが食べたいな、と言うんです。すると、ハンバーグじゃないものだったり、ハンバーグだったりする」と質問することが禁止されていることを明かした。
かなり独特なコミュニケーション方法を採用している湯川夫妻。番組では、実態を掘り下げるべく自宅に隠しカメラを設置した。隠しカメラの前で湯川は「まだ妻から年齢も聞けていないので、今日こそは聞いてみたい」と意気込みを語った。今年で結婚3年目にもかかわらず、まだ妻の年齢を知らないとはかなりの異常事態だ。
湯川が考えたのは、夫婦でネタを作るためにさりげなく年齢を聞き出す作戦。湯川は「暴露的な部分を作って……」と恐る恐る誘導を始めた。するとちえみさんは「何の?」と凄む。湯川が「(妻の)年齢をハッキリ言うとか……」と提案すると、ちえみさんは「みっちゅん?なんなの!?」と苛立ち始めた。
湯川が「やっぱり、年齢を知っておきたい。夫として」と至極当然の主張をすると、ちえみさんは「はぁ!?夫として何かやったこと、ある!?夫として言える立場のことしたことあるの!?」と大声で怒り始めた。湯川が「ないけど……」としどろもどろになると、ちえみさんは「そもそもさ、質問すること自体がおかしいんだよ。そう思わない?思うなら、やらないで!」と激怒。
湯川は弱気な姿勢ながら「きょ、今日だけ……」と食い下がる。ちえみさんは「何で今日だけ許されんだ!? なんの日だ今日は!?」ともの凄い剣幕でまくし立てた。いつもは気弱な湯川も、隠しカメラの前なので「新しい記念日……」と粘る。しかし、ちえみさんは「テメェ、ぶっ飛ばすぞ」と一蹴した。
この一連のやり取りを見ていたスタジオのココリコ・遠藤章造は「(バイきんぐ・小峠の)『なんて日だ!』は知ってるけど、『なんの日だ!』は初めて」と大喜び。
隠しカメラがあることを知らないちえみさんは湯川に「早く謝って!」と謝罪を要求。ちえみさんは「悲しい気持ちにさせた。聞いてた? テメェに質問する権利はないし、テメェの何かを知りたいという欲を私が満たすことはない!」と宣言。ちえみさんの暴君ぶりに、スタジオの岡田結実は「漫画のセリフみたい」と驚きを隠せない。
スタジオでは、ココリコ・田中直樹が「でもさ、なんで年齢を聞かれることが嫌なんですか?」と質問。ちえみさんは「地下アイドルとして、全部ファンタジー設定でやってたんです。本名も何も言わずに『地下鉄の妖精です。ブイブイ』とかやってたから」と説明。先ほどまで怖がっていた元アイドルの朝日奈央は、ちえみさんの話を聞いて「待って! めちゃくちゃ推せますね」と爆笑。
ちえみさんは『メトロポリちゃんV』という地下鉄をテーマにしたアイドルユニットをひとりでやっていたといい、実年齢をひた隠しにする理由について「地下鉄の妖精だから、地下鉄と同じ年齢で77歳。だから、ホントの年齢言っちゃうとおかしいでしょ?」と回答。「身近な人に漏らすと必ず広まると思って、絶対に言わないようにしている。特にこの人(夫の湯川)はポンコツだから、自分が面白いと思ったら、秘密でも言っちゃう。私の設定が、全部崩れちゃう」と語った。
質問を全面禁止にした理由については「私が話したいこと以外を質問してきて、全く話にならない。質問禁止にしました」と話すちえみさん。湯川からいろいろ質問されることで、会話のペースが乱れてしまうため、質問を禁止したという。








