脳腫瘍のため、先月18日から都内の病院に入院している落語家の三遊亭円楽が11日、東京・国立演芸場の「8月中席」でおよそ1か月ぶりに高座復帰した。

歌丸師匠が36年務めた「8月中席」の昼の部で人情噺の『浜野矩随』を熱演し、自虐ネタで会場を沸かせた。
体調が万全でない中、トリを務めた円楽。「今日は病院から一時外出で来られたんですか?退院のご予定とかありますか?」という質問に「まだ14日まではちょっと(病院に)居てくれっていうから」と答えるとともに「(歌丸師匠の)あとを引き受けてやってますから 安心して成仏してくださいと 一周忌も過ぎてね まだ呼ぶなよって (病気を)知らせてくれたんならいいけど 呼ぼうとしたんだったらただじゃおかねぇぞと」と笑顔を見せ、歌丸師匠の後を継ぐことに意欲をみせていた。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)


