将棋の朝日杯将棋オープン戦の一次予選が8月15日に行われ、戸辺誠七段(33)が青野照市九段(66)に75手で勝利した。
朝日杯将棋オープン戦は持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度と藤井聡太七段(17)が2連覇している棋戦としても知られている。
居飛車の青野九段に対し、戸辺七段は三間飛車を採用。第9回ではベスト4入りも果たした得意の早指し戦で、大ベテランを終始リード。鋭い攻めを続け、快勝した。戸辺七段は3回戦で、藤森哲也五段(32)と対戦する。
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