人の性的嗜好が細分化していったのに伴い、様々なジャンルが登場しているセクシービデオ業界。今、そんなセクシービデオの制作現場で働く女性が密かに増えているという。中には「女性向け」の作品も存在するが、制作会社のスタッフはなんとすべて女性。8月19日放送のAbemaTV「給与明細」が、セクシービデオ制作の現場で働く女性に迫った。
女性向けのセクシービデオを専門に制作する株式会社ラ・コビルナは、社員7名すべてが女性。前職は風俗ライターだったという社長の杉沢志乃さんは、「射精が目的である男性向けセクシービデオは、最後は射精で終わる。これは女性が見ても面白くないだろうなと考えた」そう。女性は肉体的な快楽よりも心が満たされることによる満足感のほうが強いため、女性向けセクシービデオでは行為そのものではなく女心をしっかり描くことが重要になってくる。女性が満足する作品を作るためには、女性による制作会社にする必要があったのだという。
セクシービデオの制作や、自社の作品のアダルトグッズ店への営業、アダルトグッズのリサーチなど同社の業務内容はダイレクトにセックスに関わること。会議では「みんな騎乗位のときに何を考えてるんですかね」や「遅漏問題は早漏よりキツい」といったワードが飛び交う。しかし、同社に転職してくる女性の多くはいわゆるごく普通の女性。前職は経理事務をしていたという女性は、「女性だけのセクシービデオ制作なので、世の中の女性のために何かができる仕事」だとやりがいを語った。他にも元営業職や元DVDショップ店員といった一般的な職業の女性が多い。元IT企業の総務だっという女性は、同社でセクシービデオの監督に転身。自身が逆ナン(逆ナンパ)が好きだったことから、逆ナン作品を制作する際に監督に抜擢されたそうだ。
逆に、特殊な経歴のスタッフも存在する。新人ADとして働く新入社員の生田みなみは、なんと現役のセクシー女優。学生の時からコスプレをしており、撮影される快感に目覚めグラビアアイドルになった。そのままの流れで今年セクシー女優としてデビュー。さらに、セクシービデオの裏方の仕事にも興味を持ち、同社でADデビューも果たしたのだという。
女性向けセクシービデオの制作現場では、普通の女性から異色のセクシー女優まで、様々な女性が活躍していた。
(C)AbemaTV
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