人の性的嗜好が細分化していったのに伴い、様々なジャンルが登場しているセクシービデオ業界。今、そんなセクシービデオの制作現場で働く女性が密かに増えているという。中には「女性向け」の作品も存在するが、制作会社のスタッフはなんとすべて女性。8月19日放送のAbemaTV「給与明細」が、セクシービデオ制作の現場で働く女性に迫った。
女性向けのセクシービデオを専門に制作する株式会社ラ・コビルナは、社員7名すべてが女性。前職は風俗ライターだったという社長の杉沢志乃さんは、「射精が目的である男性向けセクシービデオは、最後は射精で終わる。これは女性が見ても面白くないだろうなと考えた」そう。女性は肉体的な快楽よりも心が満たされることによる満足感のほうが強いため、女性向けセクシービデオでは行為そのものではなく女心をしっかり描くことが重要になってくる。女性が満足する作品を作るためには、女性による制作会社にする必要があったのだという。