6月に実施される予定が先送りされていた、島根県・竹島周辺海域での韓国軍の軍事訓練が、25日から2日間にわたって行われた。しかも今回はこれまでと様相が異なり、「独島防衛訓練」から「東海領土守護訓練」へと名称が変更され、艦艇や航空機もこれまで以上の数を投入。特殊部隊も含め、過去最大規模の戦力が展開された。
 しかも、韓国政府が日本とのGSOMIAの破棄を発表してから3日後という意味深なタイミング。菅義偉官房長官は25日、「我が国による事前の抗議、中止の申し入れにも関わらず、韓国軍による竹島での軍事訓練が開始されたことは、竹島が我が国固有の領土であることに照らしても受け入れられない」と訴えた。