将棋の叡王戦の段位別予選(九段戦)が8月29日に行われ、久保利明九段(44)が桐山清澄九段(71)に177手で勝利し、2回戦に進出した。
叡王戦は、全棋士、女流棋士1人、アマチュア1人によるタイトル戦で、段位別予選、本戦トーナメントを勝ち抜いた2人が、挑戦者決定三番勝負を行う。挑戦者は、永瀬拓矢叡王(26)と七番勝負を行う。予選は四段、五段、六段、七段、八段、九段と、段位別で行われ、各段位によって本戦出場枠が異なる。
過去の対戦成績では、久保九段が7勝1敗とリードしていたが、本局では相振り飛車の出だしから、徐々に桐山陣を攻略。快勝を収めた。久保九段は2回戦で、田中寅彦九段(62)と対戦する。
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