将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(17)が9月3日、順位戦C級1組4回戦で、高橋道雄九段(59)と午前10時から対局中だ。
通算では136勝28敗、勝率.829と圧巻の成績を残している藤井七段だが、今年度に限れば20勝8敗、勝率.714。各棋戦で上位に進むほど、トップ棋士との対局も増え、これまでに比べれば苦戦も増えている。先日決めた王将戦の挑戦者決定リーグ戦でも、順位戦A級並みに実力者が集まるリーグで、6人の先輩棋士と戦うことになる。
順位戦では昨年、2期連続での「1期抜け」を目前にしながら、終盤で手痛い1敗を喫して、昇級ならず。谷川浩司九段(57)が持つ最年少名人記録(21歳2カ月)を更新するには、今期からA級まで連続昇級を重ね、A級1期目で挑戦権獲得・奪取する必要がある。現在、C級1組で3連勝、トップを走る藤井七段は、昇級に向けて4連勝なるか。
対戦相手の高橋九段は、プロ歴39年、タイトル5期の実績を持つベテラン。今回が初手合いとなる。
本局の持ち時間は各6時間で、先手は高橋九段。AbemaTVでは、この対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
高橋道雄九段 カレーライス 藤井聡太七段 チキン南蛮弁当
【昼食休憩時の残り持ち時間】
高橋道雄九段 5時間(消費1時間) 藤井聡太七段 5時間1分(消費59分)
(C)AbemaTV