宮崎のサーフィン世界大会、海外選手が表した日本への敬意に反響「最高のスポーツマンシップ」
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「僕は日本が大好きで尊敬しているよ。日本の人々は僕ら(外国人)のために立ち止まって『何がしたいの? どうしたの?』と聞いてくれる。自分がしたいようにさせてくれるのが日本の人々。そんなところ、世界中を探したって、そうあるもんじゃないんだ。だから日本の人々はもちろん、文化だって世界のお手本になると思うよ。今、こうして日本にいることができて神様に『ありがとう』と言いたいんだ」

 そう話したのは、コスタリカからやって来たヘア・ペレス。ペレスは7日から15日までの日程で宮崎県宮崎市木崎浜海岸にて行われているISA(国際サーフィン連盟)主催の『ISA World Surfing Games』(55カ国、240名のトップサーファーが参戦)にコスタリカ代表として参加。大会7日目となった13日では、敗者復活戦にあたるリパチャージ5のヒート3に登場し、日本の大原洋人らと対戦。2本のライディングの合計ポイントを13.74とし、11.87ポイントで続いた大原とともに勝ち残った。

 ヒート後にインタビューに応じたペレスがヒートのことはさておき、今大会の舞台となっている日本に対する思いを打ち明けると、大会を中継しているAbemaTVの視聴者からは「アナタこそお手本だよ、ペレス!」「最高のスポーツマンシップだ」など、ペレスの人柄を称賛するコメントが殺到した。

 その他にもペレスは、コンペティターとしてのモチベーションの源について問われると、自身の苦しかった生い立ちにも言及。「9人兄弟の家庭に生まれ育ったが、父はアルコール依存症だった。とてもタフな環境だったが、その環境こそがモチベーションになっている。僕の心には常に神様がいるし、コスタリカを愛している。僕の人生を、そして今回の日本の滞在を心から楽しむつもりだよ」と笑顔でインタビューを締めくくった。

 その後ペレスは、奮闘及ばずリパチャージ6ヒート138で敗退が確定している。

(C)AbemaTV

【映像】ペレスのスポーツマンシップに反響多数

ペレスのスポーツマンシップに日本ファン感動
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宮崎のサーフィン世界大会で「韓国がんばれ」 国際映像に韓国国旗で「日本に来てくれてありがとう」の声も
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AbemaTIMES

▶大会8日目 生放送中「ワールドサーフィンゲームス」

2019 ISA WORLD SURFING GAMES 8日目
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