将棋の叡王戦の段位別予選(五段戦)が9月21日に行われ、石井健太郎五段(27)と黒沢怜生五段(27)が、現在対局中だ。
叡王戦は、全棋士、女流棋士1人、アマチュア1人によるタイトル戦で、段位別予選、本戦トーナメントを勝ち抜いた2人が、挑戦者決定三番勝負を行う。挑戦者は、永瀬拓矢叡王(27)と七番勝負を行う。予選は四段、五段、六段、七段、八段、九段と、段位別で行われ、各段位によって本戦出場枠が異なる。
石井五段は、2013年10月に四段昇段。竜王戦5組、順位戦 C級1組で、公表済みの数字では、今年度勝率7割超えの高勝率を誇っている。黒沢五段は、石井五段からちょうど1年後の2014年10月に四段昇段。竜王戦4組、順位戦C級2組。
対局の持ち時間は各1時間で、振り駒の結果、先手は石井五段。勝者は、同日行われる渡辺正和五段(33)と青嶋未来五段(24)の勝者と、午後7時から本戦出場をかけて対戦する。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。