サッカー・J2の舞台で戦っている、東京・町田市を本拠地とするFC町田ゼルビア。22日に行われた横浜FC戦(町田市立陸上競技場)のハーフタイムで、テレビ朝日の田中萌アナウンサーが渾身のチアダンスを披露した。
朝9時、練習の拠点であるダンス教室に集まった、FC町田ゼルビアを応援するサッカーリアリティーショー番組『ゼルつく』から生まれたオリジナルチアダンスチーム「ダリアーズ」のメンバー。ヘアメイクを済ませると、徐々に緊張感が高まる。
ホームスタジアムに到着後、メンバー全員で“最後のリハーサル”を行い、振り付けやフォーメーションを確認。刻一刻と本番が迫る中、控室で待機するメンバーに、今回のチアダンスを一緒に作り上げた前田千代先生は激励の言葉をおくる。
「16人のメンバーですけど、17人目のつもりで上(観客席)から応援してますので。笑顔で自信を持って、皆さんが元気で楽しむことによって、きっと見てる人にそれが直で伝わると思います」
近づく本番の時。約2カ月前にチームに加わり練習を重ねてきた田中アナは「前田先生の言葉とか聞いているとグッときましたね。参加した練習回数は少ないですけど、その1回1回をちゃんとやろうと思ってやっていたので。今日はその練習の成果を発揮出来たらいいなと思います」と話す。
円陣を組み「素敵な華を咲かせよう!GO!GO!ダリア―ズ!」の掛け声。6000人を超えるサポーターの前に飛び出していった田中アナは、約2カ月の集大成となるダンスを披露した。
ダンスを終え、「楽しかったです。やっぱりチアは笑顔が大事だし、心から楽しむ事が大事だと思ったのでそれを意識してやりました。人生の中で1つの大きな経験としてこうやってチアが出来たのは本当に嬉しいことだなと思います」と語った田中アナ。その姿に視聴者からも「キレッキレ」「いい笑顔」「結構激しいな」「ちゃんと練習したんだね」「素晴らしい」といった声が相次いだ。
また、スタジオで映像を見た田中アナは「何とかこうして本番を迎えられて良かったです。下は中学生から上はお母さんまでいろいろな人たちがいる中で、集まって練習をしてきました。段々チームも結束力が出てきて、ひとつになって披露できたのは嬉しいことだなと思います。前田先生をはじめ一緒にやってくれた15人の皆さんにお礼を言いたいです。子どもたちも一緒に盛り上げてくれましたし、何より観客や選手の皆さんの力があってできたんだなと思います」と感慨深げに振り返った。
なお、今夜9時からのAbemaTV『FC町田ゼルビアをつくろう~ゼルつく~』で、チアダンスチームの密着ドキュメントも放送される。
(AbemaTV/『AbemaMorning』より)