声優・谷山紀章、ライブ中アキレス腱断裂もアンコール曲まで歌う「打ち上げもちゃんと行った」
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 ライブ中に右足を負傷し、アキレス腱断裂の診断を受けた声優・谷山紀章が、負傷した瞬間を振り返った。

 谷山は9月14日、ボーカルを担当する音楽ユニット・GRANRODEOのライブ中にアキレス腱を断裂。その後のライブ予定はキャンセルし、すでに手術も受けたという。10月3日に生放送されたAbemaTVの声優トークバラエティ「声優と夜あそび」には、松葉杖をついて登場した。

 谷山は、「トラウマよ。いまだに(アキレス腱が)切れたときの音を覚えている。その瞬間に本人は確信があるわけですよ。『これは切れたな』ってわかる」と語った。谷山流のジョークを交えながら、「その日は調子もよくて、声も出ていて、動きも軽かった。そういうときこそ落とし穴があるよね」「5曲目で切れるとは。わりと序盤じゃない。だから、しんどかったし、痛かったけど、一応最後まで歌った」と当時の状況を明かした。

 浪川が「やっぱり倒れるの?」とたずねると、谷山は、「崩れた、あれは。無理。立っていられない。後ろから思い切り蹴られたか、バットか何かで振り抜かれたような、ものすごい衝撃があった」と返答した。ギタリストかベーシストとぶつかってしまったのかと思わず振り向いたが、とくに何事もない様子なのを見て、「自分のアキレス腱が切れたんだ」と察したそう。谷山は、「そのまま病院に駆け込んでも意味がないと思った。それなら、あと2時間ここで歌ったほうがいい」とライブを続行した理由を説明し、「でも歌いながら思ったよね。今日のステージギャラはオペ代だって。オペ代を稼ぐために歌っていた」と茶目っ気たっぷりに続けた。

 谷山が「アンコールは2曲減らさせてもらった」と語ると、浪川が「アンコールやったんかい!」とツッコミを入れた。さらに谷山は、「次の日もファンミーティングをやったし、歌ったし、打ち上げもちゃんと行きました」と明かし、スタジオ一同を驚かせた。谷山は、「俺らの仕事って、喉さえ生きていれば成立するのよ」と語った。

 ライブ中はアドレナリンが出ているためか痛みは気にならなかったが、「オペ終了して麻酔切れたときが地獄だった」とのこと。また、珍しいピンクの松葉杖は、ツアースタッフが「いっそマイクスタンドっぽくしましょう」と提案して用意されたものであることも明かされた。

▶動画:声優・谷山紀章、ライブ中アキレス腱断裂するもアンコール曲歌う(期間限定)

声優・谷山紀章、ライブ中アキレス腱断裂するもアンコール曲歌う
声優・谷山紀章、ライブ中アキレス腱断裂するもアンコール曲歌う

▶エピソード一覧:声優と夜あそび 2nd season | 木曜日

エピソード一覧:声優と夜あそび 2nd season | 木曜日
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