日本のプロ野球界で唯一の通算400勝投手・金田正一さんが10月6日、急性胆管炎による敗血症のため、亡くなった。86歳だった。
 1950年に国鉄に入団した金田さんは、1965年、巨人に移籍。沢村賞を3度受賞するなど史上最高の左腕投手と呼ばれ、現役引退後はロッテの監督に就任し、日本一にも輝いた。
 訃報を受け、芸能界からも悲しみの声が届いている。落語家の桂文枝(76)は「とにかく、肩で風を切って歩いているイメージしか無いようなお元気なひとでしたから、びっくりしました。心よりご冥福をお祈りいたします。残念です」と、所属事務所を通じてコメントを発表。長年家族ぐるみで親交があったという演歌歌手の細川たかし(69)も、「とにかく元気な金田さんのイメージしかなかったので驚いております。天国でも金田節で大好きな野球を楽しんでください」と、故人を偲んだ。