台風19号の影響による記録的な大雨で、長野市にある長野新幹線車両センターが冠水し、北陸新幹線の10編成120両が浸水した。
これに対して、SNS上では激励の声が相次いでいる。「1日でも早く…復興を願うばかり」「募金かクラウドファウンディングやってないかな?速攻金を突っ込むのに!」「大変だけど かがやく日がまた来ることを たくさん応援して待っています」など、「#がんばれ北陸新幹線」のハッシュタグをつけた応援メッセージが数多く投稿された。
新幹線が浸水するとどうなってしまうのか、専門家に話を聞いた。鉄道ジャーナリストの梅原淳氏によると「車輪や車軸は洗浄すれば使用可能だが、モーターなどの電気部品は浸水すると腐食するため、すべて取り換えなければならない」とのことで、「また、車体内部の電線が腐食していた場合は車体を解体する必要があるため、新たに作り直したほうが早い」ともコメントしている。
北陸新幹線の車両は1編成で約32億円といわれており、今回は10編成が浸水したため、全廃棄となった場合の被害総額は約320億円にのぼるといわれている。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)





