「しくじり先生 俺みたいになるな!!」で、ドラマ「全裸監督」で話題となったセクシービデオ監督・村西とおるのしくじりが紹介された。
これまで、偉人の生涯から教訓を学ぶ企画『しくじり偉人伝』を多々紹介してきた当番組。今回はセクシービデオ業界の“偉人”ならぬ“異人”、村西とおるについて授業。オードリーの春日俊彰が“先生”として登壇し、“担任役”に同じくオードリーの若林正恭、“生徒役”に平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、アルコ&ピース、AKB48の横山由依、モデルでタレントの吉崎綾らが出演。AbemaTVでは地上波未公開シーンを含めた完全版が放送された。
ポルノ映画を制作しているスタッフがセクシービデオを作っていた時代、村西はソフトなセクシービデオを作っていたが、業界の評価は100点満点中10点と、活躍できないでいた。
しかし、村西はそれまで誰もやっていないことを実践することで活路を見出す。映画女優ではなく素人女性を自らオーディション、月に5~6本とそれまでには考えられない多作形式、男優として出演しながら自ら撮影、といった改革を連続で実行した。
さらに人がたくさんいると緊張してしまう女性の気持ちを考え、自撮り形式の撮影を始めた村西。また、丁寧な口調も女優を思いやる気持ちから生まれたという。「ナイスですね」など英語が混ざった口癖は、過去に英会話教室の営業をしていたときの名残だ。
そして村西は、脇毛女優・黒木香の作品で空前の大ヒットを記録。売上本数は約11万本、売り上げは約15億円にのぼった。作品は女性からも支持され、黒木は初めてお茶の間でも知られるセクシー女優となった。
女優の中には性表現を恥ずかしがる人もいたが、村西はそんな女性たちに「気持ちよかったらホラ貝を吹いてください」と提案。斬新すぎる演出手法が明かされた。
ここで、小さいホラ貝を出演者らが吹いてみることに。吉崎が先陣を切ってホラ貝を吹くと、春日は「良い音だぁ」と絶賛していた。
(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)