元日経新聞記者で作家の鈴木涼美氏が、26日に吉本興業所属のお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実さんが所得隠しと申告漏れを受けて活動自粛を発表したことに関連して「国税対策をしっかりやれば、消費増税は不要だった」と私見を述べた。
23日に会見を行った徳井さんはその中で「私の怠惰。想像を絶するだらしなさ」と今回の事態に発展した要因を挙げ、お詫びをしている。
その内容について鈴木氏は「現金を大量に持っているが、面倒くさくてやって(納税して)いない。それでも収入が1億円ほどは無いため、国税局にツッコまれていない人が日本にはいっぱいいる。その対策をしっかりやれば、税収は上がり消費税など上げなくてもよかった。国はお金をかけて対策をやるべきだ」と主張。そのうえで「今の若い人は社会保険料や年金、NHKなども払っていない」とさらなる問題点も指摘した。