女優・八千草薫さん死去に山田洋次監督らが追悼「憧れの存在でした」 2019/10/29 12:43 拡大する 女優の八千草薫さんが、今月24日にすい臓がんのため亡くなっていたことが分かった。88歳だった。 八千草さんは去年1月、すい臓がんの手術を受け、今年2月には肝臓にもがんが見つかったことを明かし、治療に専念するため、女優活動を休業していた。 大阪府出身の八千草さんは1947年、宝塚歌劇団に入団。映画『宮本武蔵』や『蝶々夫人』などに出演し、可憐で上品な雰囲気で映画女優としても注目されていた。 1957年に宝塚歌劇団退団後も、温和な主婦役や上品なおばあさん役などで、映画やドラマ、舞台には欠かせない存在となった八千草さん。プライベートでは、1957年に映画監督の谷口千吉さんと結婚。長年にわたり“理想のお母さん”として親しまれていた。 続きを読む