『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に元“いいとも青年隊”の工藤兄弟(工藤順一郎、光一郎)が登壇する。
過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験を教えてくれる当番組。AbemaTVでもオリジナル企画を放送中で、毎回放送後に反響を巻き起こしている。11月4日の地上波では工藤兄弟が「恵まれた環境でウキウキWatchingしてたら沈んじゃった先生」として授業を行う。
■90年代に大ブレーク! 元“いいとも青年隊”の工藤兄弟、超人気者だったのに、現在は……
『笑っていいとも!』の番組テーマ『ウキウキWATCHING』を歌い踊りながら、教室に登場した工藤兄弟。一卵性双生児である工藤兄弟は19歳のとき、“ホリプロタレントスカウトキャラバン”で審査員特別賞を受賞。このオーディションを機に芸能界デビューした。さらに今から27年ほど前、当時の大人気番組『笑っていいとも!』の8代目“いいとも青年隊”として活躍し、大ブレークを果たした。
しかし、47歳の現在、メディア露出はほぼゼロで、“あの人は今状態”。しかも、ネット上では死んだものとしてイジられまくっていると激白。2人は、そんなしくじりを引き起こしてしまった理由として「自分たちがいかに恵まれた環境にいるのかまったく気づいていなかったから」だと猛省する。
■“双子ネタ”を拒否して大転落! 恵まれた環境を勘違いしない教訓を伝授
2人は当時、芸能界では双子が珍しかったがゆえに、“ホリプロタレントスカウトキャラバン”に合格。しかも事務所に所属してわずか半年で、“いいとも青年隊”に抜擢されたため「芸能界ってちょろい」と錯覚してしまう。共演した先輩たちにかわいがられ、六本木界隈ではどの店に入っても“顔パス”かつタダで遊ぶことができた2人。当時のスーパースター気取りだった超バブリーな生活を明かす。
しかしその後、自分たちを個人として見てくれない“双子押し”の仕事にストレスを感じはじめ、ついには“双子ネタ”での出演を完全拒否。その結果、彼らを待ち受けていたのは大転落人生だった。
現在は、幼児向けの体操教室を設立し活動している2人。最後は、今の環境に不満を持っている人たちに向けて、自分たちがしくじりから学んだ人生の教訓を真摯に伝える。現在の環境から、もう1ステージ上がるために大切なこととは? 恵まれた環境なのに文句ばかりを口にして、自分の居場所を失わないための教訓は必見だ。
■Abemaビデオでは授業完全版をオンエア! 『お笑い研究部』にお笑いコンビ・アイデンティティが登場
地上波放送直後、深夜0時45分からお送りするAbemaビデオでは、工藤兄弟による授業の“完全版”をオンエア。
さらに、オリジナル企画『お笑い研究部』も展開。今回のテーマは『平場でのキャラの活かし方を考える!!』。「ネタでは面白いキャラクターを持っているのに、バラエティー番組ではどうやってキャラを活用していいのかわからない」という悩みを持った若手芸人が学んでいく企画だ。
今回は、野沢雅子のモノマネで人気のコンビ・アイデンティティが「キャラと素の使い分けができない」「相方に乗っかってモノマネをしたもののキャラが定まらない」という悩みを吐露。“食レポ”ではどのようなキャラを使いこなすべきなのか、勉強していく。