元“いいとも青年隊”の工藤兄弟(工藤順一郎、光一郎)が、テレビに出なくなった理由を明かした。
『しくじり先生 俺みたいになるな!!』が放送され、番組に“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”に平成ノブシコブシの吉村崇、タレントの伊集院光、元NMB48の山田菜々、超特急のユーキ、タレントの藤江萌らが出演。AbemaTVでは地上波未公開シーンを含めた完全版が放送された。
今回は、元“いいとも青年隊”の工藤兄弟が「恵まれた環境でウキウキWATCHINGしてたら沈んじゃった先生」として登場。「笑っていいとも!」のオープニングテーマ「ウキウキWATCHING」を踊りながら登場した工藤兄弟。インパクトある登場の仕方に、若林は「登場一番おもしろい!」と大絶賛。伊集院は、工藤兄弟が所属していた事務所であるホリプロに今も所属しており「久しぶりだね!」と挨拶を交わした。
ホリプロタレントスカウトキャラバンの審査員特別賞を受賞して芸能界デビューした工藤兄弟は「笑っていいとも!」のいいとも青年隊に抜擢後、一気に大ブレーク。爽やかなルックスで人気を博し、兄・順一郎派と弟・光一郎派で女性ファンが大論争をするほどの社会現象になった。
工藤兄弟の活躍を知らない世代の超特急・ユーキが「今でいうと誰ですか?」と質問すると、順一郎は「菅田将暉さんとか」と人気俳優の名前を挙げた。スタジオに笑いが起こる中、伊集院が「大げさじゃないよ。ホリプロスカウトキャラバンの中で満を持して“男性アイドル”を募集したんだから。人気もすごかった」とコメント。
現在はメディア露出がほとんどない工藤兄弟。その理由は「自分たちがいかに恵まれた環境にいるのか気づいていなかった」からだという。恵まれた環境に気づいていない人の例の1つとして「事務所の文句ばっかり言っている芸人」が挙げられると、身に覚えがある様子の吉村は「しばらく厳しい戦い続くな~」と天を仰いだ。
当時は親がホリプロタレントスカウトキャラバンに応募し、それぞれ別エントリーで臨んでいた工藤兄弟。最終選考前に事務所から「君たち2人で1組のエントリーにしてくれない?」と言われたという。
コンテストで手応えは感じなかったそうで、工藤兄弟は合格の理由を「双子に生まれただけ」と分析。しかし、周りからちやほやされた2人は「芸能界ってチョロい」と思うように。しくじりへの道を突き進んでしまうのだった。
(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)












