「ルパン三世」石川五ェ門役や「BLEACH」ウルキオラ・シファー役などで知られる声優の浪川大輔が、「ドラえもん」の出木杉役を演じてみたかったことを明かした。
AbemaTVの声優トークバラエティ「声優と夜あそび」木曜日は、浪川と谷山紀章(「文豪ストレイドッグス」中原中也役や「進撃の巨人」ジャン・キルシュタイン役など)がMCを担当している。11月7日に生放送された同番組では、電子書籍ストア「BookLive!」のスタッフを招き、漫画トークを繰り広げた。
「BookLive!」でマーケティングを担当している坪井晴子さんは、ひぐちアサによる野球漫画「おおきく振りかぶって」のファンだそう。阿部隆也がお気に入りのキャラクターだと聞いて、浪川は、「俺がオーディションで落ちたやつか!」とぶっちゃけた。谷山も「俺もオーディションで落ちた」と告白した。
その後、「人生で一番影響を受けた漫画」というテーマで、浪川は、「ドラえもん」を挙げて、「憧れのあまり、空き地にドラえもんを探しに行った」や「タケコプターを自作した」といった子供時代のエピソードを披露した。谷山に「じゃあ声優として『ドラえもん』で何か役はやりたかった?」とたずねられると、浪川は「オーディションは来なかったですけど、出木杉くんを演じたかった」と少々照れながら回答。しかし、浪川は漢字の読み間違いなどが多いイジられキャラなだけに、谷山は「浪川さんが出木杉くん演じたら面白い」と笑っていた。
また、「ドラゴンボール」が話題に上ると、今度は浪川が「『ドラゴンボール』なら何を演じたい?」と谷山に質問した。谷山は、「やっぱりベジータがやりたい」と答えた上で、「でも仕方ないからヤムチャでもいいです」と茶目っ気たっぷりに語った。「シャレだからね!」と、ネタキャラ扱いされることも多いヤムチャをイジる冗談であることを強調した。
さらに谷山は、上京したばかりの頃、「ベルセルク」を夢中で読んで失恋のショックを忘れることができたと振り返った。「コルカスを演じたかった。僕、小物を演じるのが好きなんですよ」と語った。
(AbemaTV/『声優と夜あそび』より)