お笑いコンビ・とろサーモンの久保田かずのりが自身をSNSで誹謗中傷した人物との直接対話に臨み、真剣な表情で辛辣コメントへの配慮を求めた。久保田は2018年の年末に酒に酔って先輩芸能人を批判した動画がSNSで拡散したことを受けて大炎上し、その時の心境について「死にたいと思った」と本音を漏らしている。
12日にAbemaTVで放送されたSNS追跡ドキュメント『書き込むアナタに会いに行きます』で実際に久保田に対して中傷コメントを書き込んだことのあるアカウント名「黒川老人会」さんを訪れた久保田は、「顔も会ってないし他人なのに、どうして正義の剣みたいの出せるのか。そのように言っている人たちは日常の中、人生において何も失敗したことが無いのか。生きていればつまづくことも、転ぶこともある。その瞬間に一斉に『何してんねん、いい加減にせぇよ』というのは成立するはずがない」と訴えると、「人生で失敗したことありますか?」と問い掛けた。
「大きな失敗はない。あったかもしれないけど、覚えていない」
そう応じたコメ主に対して久保田が「今後もつまづくこと、転ぶこともある。そんなときは助け合う方がよくないですか?」「このような辛らつな言葉、面と向かって言えますか?」とさらに続けると、「面と向かっては言えない」と言葉を詰まらせた。
その後も久保田は「(中傷コメントは)アナタが思った正論でしょ?」とコメ主を詰問。しばしの沈黙を経て、口をついて出たコメ主の答えとは――。