11月17日、乃木坂46の冠番組「#乃木坂世界旅 今野さんほっといてよ! スペイン編Day2」が放送され、その中で齋藤飛鳥と星野みなみが宿泊先のホテルの部屋で本音トークを展開。「もし自分に子供ができたらアイドルをやらせたい?」という仮定の話に持論を述べる場面もあった。
2日目のディナーを終えた2人は旅の疲れを癒すべく宿泊先のホテルの部屋へと戻り、お揃いのTシャツに着替えてから深夜のパジャマトークを繰り広げた。中学生の時に乃木坂46の1期生としてデビューした“あしゅみな”の2人はまずその当時のことを振り返る。星野が「あの頃はずっと“あしゅみな”でやってたよね。私は飛鳥に追いつかなきゃいけないって気持ちがあったんだけど、“ああ、無理かも”って思う時もあって『これでいいのかな?』って疑問に思うこともあった」「お互いちょっと遠慮しあってた部分もあるから、そこが(ファンの方から)ギクシャクして見えてたのかも」と語ると、齋藤も「私も全く同じ気持ちだった」とコメントした。しかしながらそのときの関係性があったからこそ、今ではお互いの付かず離れずの距離感がしっくりくるんだという。
乃木坂46は2015年から連続で紅白歌合戦に出場している。2017年には初の日本レコード大賞も獲得し、翌年も同タイトルに輝いた。そんなグループの飛躍的な成長とともに齋藤はいちメンバーとしての意識の変化があったという。「ちょっと前までは私個人にさして影響力はないから、私一人の発言で乃木坂46がどうとか思われることはないだろうと思っていたの。だから昔は結構楽なスタンスでやってた。けど今は乃木坂46自体が大きくなっちゃってるから、誰か1人の発言でもグループの印象を変えてしまうことがある。そういう意味で今の方が色々考えながら動いてるかも」と語ると、星野は「今や飛鳥は乃木坂46の顔だからね。(後輩もできて)若いメンバーの代表みたいな感じだし、よりそういう気持ちが強くあるのかもね」と気持ちを察していた。
最後に齋藤が「もしいつか自分に子供ができたらアイドルをやらせたい?」と質問すると、星野もそして齋藤自身も「やらせない」と即答した。これについて星野は「学校でのびのび部活して、塾とか行かせてバイトとかして。自分がそういうのをやってない分、やらせてあげたい」と持論を述べ、齋藤も「若い頃からやるのは勧めないね。アイドルが嫌って言ってるわけじゃないけど」と同意していた。
スペイン2日目の終わりに過去・現在・未来の話を繰り広げた2人。普段はあまり真面目な話をしないと語っていた2人も旅先の高揚感があったのか、心の内を明かしあった。
(AbemaTV/「#乃木坂世界旅 今野さんほっといてよ! スペイン編Day2」より)