23日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送され、香港デモをめぐる実情について語られた。

“民主の女神”周庭さんが香港デモの実情を語る「私たち香港人にとっては命を懸けた戦い」
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 番組では、現在大規模なデモが巻き起こっている中国・香港の実態を知るために“民主の女神”と呼ばれている周庭さんに、ビデオ電話を繋いで話を訊いた。

 独学で日本語をマスターしたという周さん。現在中国では、母国語を北京語に統一する動きがあるが、広東語を話す彼女は言葉についても「(広東語は)重要なアイデンティティの1つ」だとして、統一化への異論を唱えた。

 今回のデモは、民衆が中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改正案への反対の意志を示したことが発端。はじめは週末のデモが中心となっていたが、周さんによると平日でもストライキが発生するなど運動は広がりをみせ、さまざまな年齢の人たちが参加しているという。

 一方で、それを取り締まる警察も暴走状態にあるそうで、多くのデモ参加者が逮捕されるなか、警察の暴力にはお咎めがないことについて、周さんは法の公平さを欠いたものだと憤った。

 周さんは「『デモ隊が暴力を使いました』『暴徒化した』ということを言う前に、後ろにある背景、理由を理解していただきたい。私たち香港人にとってこれは、命を懸けた戦い。これに負けたら私たちの将来、家がなくなります」と、懸命にデモ活動を行う意義について、訴えかけた。

 番組放送後の24日には香港で区議会議員選挙が実施され、452議席のうち民主派が380議席以上を獲得するという大躍進をみせた。現在はこの結果を受けて政府がどのようなメッセージを出すのかに注目が集まっており、予断を許さない状況となっている。

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香港デモ現地から生電話/整形は正義か!?
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