作家の乙武洋匡氏といえば、そのイメージは累計590万部のベストセラー『五体不満足』の著者、そして何より「障害者」なのではないだろうか。
しかし新著『四肢奮迅』で綴られているのは、自身の障害をテクノロジーで超越しようと2017年から取り組んでいるプロジェクトについてだ。この「乙武義足プロジェクト」は、ロボット義足を装着し街を普通に歩けるようにすることを目標としており、昨年11月に“仁王立ち”する姿は大きな話題をよんだ。また、理学療法士に支えられながら立ち上がり、少しずつ歩き始める映像も公開されている。