将棋の朝日杯将棋オープン戦の二次予選が12月5日に行われ、郷田真隆九段(48)が野月浩貴八段(46)に147手で勝利した。午前中には佐々木大地五段(24)との乱戦を制して勝ち上がると、続く2局目でも熱戦を制し、本戦出場権を勝ち取った。
郷田九段は、野月八段と激しい攻め合いの中、自玉の上部脱出に成功。同じく上部に逃れようとする野月玉を逃さず寄せ切った。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度と藤井聡太七段(17)が2連覇している棋戦としても知られている。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)