体重管理は最高のパフォーマンスを発揮させるために、アスリートにとっては切っても切り離せない重要素のひとつ。AbemaTV「アベマde週末ボートレース~Saturday~」12月7日放送回に生出演したレジェンドボートレーサー・植木通彦も、現役時代はそんな体重管理を徹底させたアスリートの一人だ。
この日は平成ノブシコブシの徳井健太、Mリーガーの女流雀士・岡田紗佳らと共演。番組指定レースで予想を楽しむ中、ボートレース桐生「第22回東京スポーツ杯 ヘビー級王決定戦」が始まると、共演者たちがそのタイトルに反応した。
基本的に、ボートレースは体重が軽いほどスピードが出るといわれている。そのため、大柄な選手は時として最低体重制限(男子51キロ、女子47キロ)に近付けるべく過酷な減量に挑むわけだが、当レースは54キロ以上選手が対象となる特殊なレース。ただ、植木曰く「節間(開催期間中)は、減量している」とのことで、それを聞いた徳井から「植木さんはどれくらい食べてたんですか?」と現役時代の食生活を質問された。
「夜はあんまり食べなかったですね」。植木は、朝は普通に食べたものの、レース中の昼は軽食、夜は一般的なボリュームの半分程度に制限していたとのこと。「食べたくなるから、食に興味を持たないようにしていた」そうで、その食欲をおさえる生活が「普通だと思っていた」と振り返ると、徳井は「切ない」と同情しながらも「超一流っていうのは、そういうこと」と、ただただ感心するばかりだった。
引退した現在は、リバウンドこそないものの「(食事が)美味しいなと思う」と笑顔。今まで意識的に「味わわずに食べてきた」せいか、進行アシスタントの同局アナ・瀧山あかねの好物だというハヤシライスを「カレーライスとちょっと味が違いますよね」とコメントして共演者たちから「ちょっとどころじゃないですよ」と爆笑される場面もあったが、超一流アスリートの過酷さとストイックさが垣間見えたやりとりでもあった。
(AbemaTV/BOATRACEチャンネルより)