7日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送され、『M-1グランプリ2019』の決勝に勝ち進んだお笑いコンビ・ぺこぱが登場してトークを繰り広げた。
ぺこぱは、松陰寺太勇とシュウペイによるコンビ。過去に放送された『土曜The NIGHT』の「行き場を失った芸人たち」という企画で、“事務所を契約解除になってしまった芸人”として登場。番組終盤に「ぺこぱ、サンミュージック入れ」と、竹山がその場で自身が所属するサンミュージック入りを決めた経緯がある。
竹山が「相当頑張ったの?」と聞くと松陰寺は「僕はちょっと頑張りましたね」と答えて「サンミュージックのなかでも上がっていかないとナメられる」と、事務所を移籍したことで、自身の意識も変わったことを明かした。
しかし、松陰寺が「相当気合を入れて、夏ぐらいからライブにも出まくってやってました」と振り返ると、竹山は「意外と短いな」とツッコミを入れて、スタジオからは笑いが起きた。
すると、スパローズ・大和一孝が「吉本じゃなくて選ばれたのはすごい」とぺこぱの実力を絶賛。松陰寺は決勝進出者が呼ばれ、しばらくしてから「あれ、もしかして吉本以外って僕たちだけ?」と気付いたという。
竹山は『土曜The NIGHT』放送前日の夜に、お笑いコンビの銀シャリ・橋本直らと食事をしていたそう。そこで『M-1グランプリ』の決勝に進出したコンビのなかに、あらゆる芸人たちとの付き合いや交流を一切断って漫才に徹底的に打ち込んでいた人物がいるという話を聞いたという。
そのコンビは「どうしても決勝に行く」「それで駄目だったらやめる」という決心で、1年半から2年ほどの歳月をかけて努力を続けていたそうで、橋本からは「竹山さん、『M-1』の決勝ってレベルが高くなったから、それぐらいやらないと、いまは行けないんですよ」と言われたという。竹山は「(そうした強敵が大勢いる)そのなかで行ったんだからすごい」と2人の実力を認めながらも、「だけど(本腰入れたのは)『夏からかい!』ってなった」とオチを付け、ぺこぱの2人の笑いを誘っていた。