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 AbemaTVの人気の結婚リアリティーショー「いきなりマリッジ」のシリーズ最新作『いきなりマリッジ3』。番組スタッフとの面談やアンケート調査などをもとに選ばれた2組の男女が、初対面でいきなり結婚式を行い、その後30日間の新婚(同棲)生活を経て、晴れて本当の夫婦になるのか、それとも別れを選択するのか、その一部始終に密着する結婚リアリティーショーだ。

 共同生活の喜びや難しさをありのまま映し出す本番組の第5話、6話のゲストとして出演するのは、NHKの番組『おかあさんといっしょ』の11代目たいそうのおにいさん、よしお兄さんこと、小林よしひさだ。2015年に結婚し現在はパパでもある小林は、今回恋愛リアリティー番組を観るのが初めてとのこと。「衝撃的でした(笑)」と笑顔で語る“よしお兄さん”に、番組、そして結婚について話をきいた。

恋愛リアリティー番組初心者のよしお兄さん、「ハマってしまいました(笑)」

よしお兄さん、奥さんとは出逢った時から結婚を意識「僕の仕事を理解してくれた」
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初対面の相手と結婚式を挙げるジュンペイとヒナ『いきなりマリッジ3』

――恋愛バラエティの見届け人というお仕事は初めてですか?

小林: 初めてです。そもそも恋愛リアリティー番組を観たことがないので、すべてが初体験でした。特に今回の “初対面で結婚”という設定がとにかく衝撃的で(笑)。 今日初めて観させていただいて、最初は照れ臭かったんですが(笑)、でもだんだん出演している夫婦の人間性が見えてきて、最終的には2人の結末がすごく気になってしまい、ハマってしまいましたね(笑)。

――今回の夫婦を観て、結婚の難しさってどういうところにあると思いましたか?

小林: 恋愛して結婚へと進むことが一般的なかたちですが、それが今回の場合、逆転しているんですよね。その過程を飛び越えたことによって、結婚の難しさが如実に出ているなと感じました。結婚は一緒に生活をしていく難しさや大変さがあり、それは恋愛にはないことなので。

――もし小林さんがこの番組に出るとしたら女性のどういうところが気になりますか?

小林: 生活スタイルです。朝起きて、身支度して、生活していく。そんな日々の何気ない作業で人となりが出ちゃうと思うんです。そんなところを見る気がします。あと体操のお兄さん的にいうと、骨格ですかね(笑)。 姿勢から生活が見えるので、そういうところが気になりそうですね。「足組まない方がいいよ」とか、僕言いそうです(笑)。

今の奥さんと「結婚しよう」と思った理由は?

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――小林さんは、今の奥さんとはどのようなお付き合いをされていたのでしょうか?

小林: 僕の場合は、仕事柄なかなか会う機会が少なく、デートをたくさん重ねるなどができなかったので、とてもゆっくりとしたペースでお付き合い、そして結婚へと進んでいきました。

それこそ朝起きて寝るまでの1日のスタイルが当然違うので、最初はそこを合わせていくというところからスタートしました。僕は寝ているけど、奥さんは起きて作業していたり、その逆もあったり。僕はおなかが空いているけど、奥さんは空いてないとか(笑)。 生活をおくる上での些細なズレが一緒に住むことで明らかになっていく。そういったズレを僕たち夫婦は、お互い思いやりを持ちながら歩み寄ったと思います。

――そんな奥さんと、結婚を意識したタイミングは?

小林: 僕は出会った最初から意識していました。年齢が30歳を超えていて、将来は結婚したいと思っていたので、次付き合う方は結婚を意識してお付き合いをさせていただきました。

今の奥さんと結婚しようと思ったのは、食事の部分が大きいかもしれません。僕は、薄味派で和食好きで、奥さんもそうなんです(笑)。 「今日これ食べたいな」って思う時が一緒で、結構運命を感じるというか。「食」はぼくのなかでは結構大きな要素なんです。

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30日の新婚生活を送る2人 価値観の違いも『いきなりマリッジ3』


仕事「たいそうのおにいさん」と恋愛との両立

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――仕事と恋愛の両立は大変でしたか?

小林: そこは本当に奥さんに理解してもらいました。僕の仕事はサラリーマンのようなスケジュールではないし、外を歩くと声をかけられたりします。わりと特殊な状況なのですが、ちゃんと理解してくれて、奥さんの方から歩み寄ってくれて、僕にとってはそこも結婚するにあたって大きなポイントでした。

僕は、「たいそうのおにいさん」を卒業してから結婚していたことを明かしたんですが、その前からファンの方からよく声かけられることが多くて、一緒にいるときに声をかけられた時は、奥さんが気を使って距離をとってくれたりしました。今思えば、ファンの方たちも優しい方が多くて、奥さんもそんなファンの方たちを近くで見ていたこともあり、僕の仕事に対して理解し易かったのかなと思います。

――今改めて「結婚して良かった」と思うのはどんな時ですか?

小林: 「結婚したい」と思った理由として、大学3年から結婚するまでの間、ずっと一人暮らしをしていたんです。毎日家に帰ったときに真っ暗で、「ただいま」って一人で言って一人でご飯を食べて…でも今は家に帰ると家の明かりが付いていて、「おかえり」と言ってくれる人がいる。奥さんが先に帰るとご飯も作ってくれている。当たり前のようですが、一人でいた十数年を考えると、すごく幸せだなと実感します。

――ありがとうございます。それでは最後に番組の見どころを教えてください。

小林: この2人が結婚をすることが、正解かどうか、も気になるところです。この番組の深さはそこもあると思っていて、例え「結婚」をしなかったとしても、その与えられた期間で自分自身を見つめ直したり、お互いのことを考えたり、その上で「結婚しません」という選択をしたとしても、結果的にはハッピーだと思います。2人にとってのハッピーエンドを選んでほしいなと思います。こんなに30日間ずっと結婚について考えることはなかなかないのですから。でも本当に結婚したらすごいですよね(笑)。まさに運命の相手だと思います。

 『いきなりマリッジ3』は毎週土曜22時よりAbemaTVにて放送。

テキスト・取材:編集部

撮影:Mayuko Yamaguchi

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