『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、工作番組『つくってあそぼ』のワクワクさんが登場し、「自分が輝ける場所の見つけ方」を授業した。
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”に平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、元たいそうのおにいさん・佐藤弘道、タレントの井口綾子、STU48の瀧野由美子らが出演。
1990年にスタートしたNHK Eテレ『つくってあそぼ』で23年間活躍し、2013年に番組終了と同時に卒業したワクワクさん。卒業後は民放のバラエティ番組に出演していたが、Eテレとの違いに恐怖を感じたという。食レポに挑戦したときは、ディレクターから「感想を工作でやって」と無茶な注文をされた過去を明かした。
Eテレでは、ディレクターから「子どもたちのイメージを崩してはいけない」と厳しく指導されていて、ピアスや日焼けはNG。また、ワクワクさんは「20代後半」「世界を股にかけて活躍するデザイナー」という設定があり、NHK Eテレのスタッフからも「老けないでください」と指示があった。
民放に出演してからは「共演者が華やかすぎて芸能人酔い」するようになったと告白。また「駐車場が高級車のショールーム状態」で衝撃を受けたといい、「『はたらくくるま』で見たことないような車」とコメントし、笑いを誘った。
巨大なロールスロイスに乗ってきたビートたけしには特に衝撃を受け「数十分後にあの方と同じスタジオで話しなきゃいけないんだ」と想像すると、とてつもなく緊張したという。
ワクワクさんは、Eテレ出身者の中でも特に芸能人酔いをした理由として「23年間、話し相手はゴロリくんだけだった」と自己分析。そのため、収録では緊張のあまり「青白い顔でお口“パクパクさん”」状態になったと明かした。
民放でしくじりを経験し、「自分には工作しかない」と気づいたワクワクさん。2019年2月には、YouTubeチャンネル『ワクワクさんチャンネル』を開設し、現在は30万人近い登録者数(※2019年12月1日時点)を誇っている。
最後に、スタジオで紙コップからUFOを作ってみせ「使い終わったものも、見方によってはまだ使える。人も同じで、自分が輝ける場所は必ずある」と熱く語った。
(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)