伝説のボートレーサー・植木通彦が偶然の出会い 同じ恩師を持つ後輩にエール
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 アスリートに限らず、多くの人間には恩師が存在する。そんな恩師が同じというのは、何かの縁なのか。生涯賞金22億円を超える元超一流ボートレーサーの植木通彦が12月14日、AbemaTV「アベマde週末ボートレース~Saturday~」に生出演して、偶然の出会いを語った。

 植木はボートレーサー養成所に入所する前、福岡県立小倉商業高校に在籍。当時は野球部に所属しており、同部の監督が担任を務めていた。その監督が他校に赴任した後、福岡県立須恵高校の学校長に就任。植木が何がしかの用事で校長室を訪ねた際、一人の少年を紹介されたという。

 「ボートレーサーになりたい」。サッカー部所属だという、その少年の名は田中京介。現在はデビュー10年目、福岡支部所属のB1級ボートレーサーだ。植木は、その時の印象を「爽やかではっきりものを言う少年」と回想。夢にまっすぐな田中を、「しっかり頑張って」と激励したのだそうだ。

 田中は植木に「憧れていた」。同局アナの進行アシスタント・瀧山あかねが入手した情報を伝えると、植木は「それは聞いてないですねぇ」と照れながら謙遜。ただ、「なりたいと思ってなれる職業ではない」とボートレーサーの厳しさに言及した際には真剣な面持ちで、田中に対しては「このままいけばA級に上がれる」とエールを送った。

 そんな田中はこの日、ボートレース桐生での第4レース目、1号艇で出場して快勝。見事なトップスタートに、植木も「田中選手のスタートにつきますね」と賛辞を贈った。

(AbemaTV/BOATRACEチャンネルより)

▶映像:生涯賞金22億円超 伝説のボートレーサー植木通彦の偶然の出会い

レジェンドボートレーサー植木の不思議な縁
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