「しくじり企業」必要経費15万円、通信代12万円? SEGA“メガドラタワー”ができるまで
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 『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、メイプル超合金のカズレーザーが登場し、ゲーム会社・SEGAのしくじりについて授業した。

 番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”に平成ノブシコブシ吉村崇、ハライチの澤部佑、元NMB48山田菜々日向坂46の金村美玖、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの鈴木昂秀らが出演。

 今回の「しくじり企業から学ぼう!」のテーマは、SEGAから1988年10月に発売されたゲーム機「メガドライブ」(価格:2万1000円 ※当時)だ。このゲーム機は複数の後づけパーツが作られており、フル装備すると塔のようになることから、通称「メガドラタワー」と呼ばれている。

 メガドライブの最初の強化パーツ「メガCD」を発売するも、売れ行きはいまいちだったSEGA。結果「ソフトが大事」と考え、今度は人気キャラ・ソニックをパワーアップさせることに。しかし、内容にこだわるあまり「ソニック・ザ・ヘッジホッグ 3」が発売日に間に合わなくなってしまう。

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 そこで「ソフトを半分に分けて発売して、あとから合体させる」という斬新なアイデアを思いついたSEGA社員。カズレーザーが実際にソフトをコネクトして見せると、出演者らは「こんなの見たことない」と驚きを隠せない。

 さらにその後、ソニーから「プレイステーション」が出ると聞きつけたSEGAは、メガドライブの新たな強化パーツ「スーパー32X」をプレイステーションと同日に発売。カズレーザーが実物を本体に取りつけると、かなりボリューミーな見た目に。“担任役”の若林は「違法建築だね」と表現し、スタジオの笑いを誘った。

 しかし「スーパー32X」の肝心の売り上げは、SEGA社員によると「口に出せないくらい売れてない」そうで、当時はそれでもメガドライブの可能性を信じていたSEGA社員は「メガCDカラオケ」や電話回線を利用してゲームができる「メガモデム」を新たに開発。

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 ところが、メガモデムはダウンロードに約1時間かかる上、保存機能がなく、電源を消すとダウンロードしたゲームも消えてしまう欠点があった。さらに電話料金が高額になるデメリットもあり、光回線や通信料金の定額プランなどがない当時は、1カ月毎日1時間プレイすると最大で毎月約12万円かかっていたという(※発売当時の通話料金で全国10拠点のホストサーバーから160km以上の距離がある場合)。

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 他にも強化パーツは増えていき、メガドライブ発売から約6年でメガドラタワーは“完成”。発売当時、コンビニ店員のアルバイト時給はおよそ570円。すべてそろえると15万円以上かかり、これにメガモデムが1カ月あたりに使う電話料金をプラスすると、とても子供が払える金額ではなくなっていた。

(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)

(c)SEGA

▶︎動画:SEGAメガドライブ、日本未発売の“幻のパーツ”が存在!(44分ごろ~)

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