吉本興業は20日、「闇営業問題」に関する中間報告を行い、年内に所属芸人との間で契約書を交わすこと、“直営業”については事前連絡を義務化することなどを発表した。

 同日夜のAbemaTV『AbemaPrime』に出演したお笑いトリオ・パンサーの向井慧は「僕もマネージャーから個別に1時間ほど説明を受けた。“吉本はちゃんと芸人第一で考えていきます、直営業に関しても、ちゃんと話を通してくれたら、パーセンテージで言えばほぼ芸人さんの取り分にします”と。でも、なんかする気にならなくて、まだサインはしていない(笑)」と説明。

 さらに「一番ネックなのは、今までは出ていたタクシー代を来年からは一切出しませんということ。これが芸人たちの間では“おいおいおい”となっていて、上の方々も“ちょっと、とんでもないととになったなと”言っている」と明かした。

 また、作家の乙武洋匡氏が「桜を見る会の問題で、政府が社会情勢によって反社の定義は変わると言った。吉本さんや芸人さんは、反社の問題であれだけ批判を食らって、活動休止せざるを得なかった人もいるのに」と指摘すると、「謹慎された芸人さんからすれば、腑に落ちないと思う」とも話していた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

▶映像:吉本興業経営アドバイザリー委員会会見

吉本興業経営アドバイザリー委員会会見
吉本興業経営アドバイザリー委員会会見

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