「小中学生男女、ともに体力合計点が昨年度より低下しており、特に小学生男子は、平成20年度の調査開始以来、過去最低の数値となった」。スポーツ庁が全国の中学2年生と小学5年生を対象に実施した体力・運動能力調査の結果、全体的に体力が低下傾向にあることがわかった。特に小学生男子は過去最低の数値となっており、ソウル五輪で金メダルを獲得した鈴木大地スポーツ庁長官は「私としても今回の調査結果を重く受け止めている」と語った。