『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、野性爆弾のくっきー!が登場し、売れなかった暗黒時代のしくじりを授業した。
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”に平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、次長課長の河本準一、タレントの黒木ひかり、女優でモデルの井桁弘恵らが出演。
客の気持ちを無視し、自分がやりたい芸を貫いたことで、売れるまでに22年間もかかったくっきー!。ライブ後に客からアンケートでバチギレされていたが、テレビロケでも怒られたことがあった。
事件があったのは、都内の和菓子屋でのロケ。店員さんが店の歴史を真面目に話している最中、くっきー!は大福をこねて女性器を作り、相方に見せていた。その場では何も言われず、ロケは普通に終了したものの、ふと現場に戻ると、女性スタッフが店主からめちゃくちゃ怒られていたという。スタッフからもバチギレされた野性爆弾は、徐々にロケの仕事が来なくなっていく。
ロケでスタッフにバチギレされた事件は他にもあり、番組では「生中継でマグロを『こんなん食えるか!』と吐き捨てる」「ケーキを作るロケで棺桶型のケーキを作る」などが紹介された。野性爆弾ワールド全開の内容に、スタジオの出演者たちは衝撃を受ける。
こうしたロケを続けた結果、テレビ局スタッフの間で「野性爆弾は操作が利かない超ヤベー奴」と悪評が広まり、問題児のレッテルが貼られてしまった。
仕事が少なくなることに「ビビってないふりをしていた」と当時の心境を明かすくっきー!。周囲から「どうした野性爆弾」「野性爆弾、丸くなったね」と言われるのが怖く、芸風は変えられず、少数でも応援してくれる客を裏切れないという気持ちもあったという。
しかし、これまでのしくじり経験から「客しかりスタッフしかり、金払ってる人に嫌な思いをさせるのはプロとしてダメ」と学んだといい、「スベるのはいいけど、嫌な思いはダメ」と反省していた。続きはAbemaビデオ(期間限定・無料)で配信中。
(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)