『しゅふJOB総研』は1月6日、働く主婦を対象に行なった「夫の家事・育児」に関する調査の結果を発表し、働く主婦の52.5%が「夫の家事・育児に不満がある」と考えていることが明らかになった。
すでに夫が行なっている家事である「夫が取り組んでいた家事」で1位になったのは「ゴミ出し」で、2位は「買い物」、3位は「掃除や片付け」となった。また、妻が夫にやってほしいと思っている家事である「夫が取り組んだほうがいい家事」は1位が「掃除や片付け」で、2位が「名もなき家事全般」で3位が「料理」となっている。
妻がやってほしいと思っている家事の2位に入った「名もなき家事全般」については、具体的には「食事の献立を考える」や「洗剤の詰め替え」、「郵便物のチェック」、「残した食事を冷蔵庫へ入れる」、「玄関の靴を揃える」など様々な事柄があげられた。
夫の家事への取り組み方について働く主婦たちからは「やってほしいことは多々あるが、やらせると中途半端だったりレベルが低くて二度手間になる」(30代)、「“手伝ってやってる”感が否めない」(40代)、「諦めてはいるが、せめて自分のことくらいやれと思う」(50代)と不満のコメントが続出。
自身が働く主婦でもある番組キャスターのテレビ朝日の大木優紀アナウンサーは「名もなき家事全般があるにも関わらず、妻がしっかりとまとめたゴミ袋を持っていっただけで『ゴミ出しやってます』って言ったりとか、(妻が)献立を考えて冷蔵庫の中身をチェックして、(妻から)『○○と▲▲と××を買ってきて』と指示されて、ただ“おつかい”をしただけなのに、『立派に買い物したよ』って言ったり。買い物とおつかいは違うのに」と、夫と妻の認識のズレを指摘した。
ちなみに、夫が「十分に家事を行なっていて満足している」と答えたのは30代以下で29.6%と若い世代では高くなっており、40代で18.2%、50代以上で14.8%という結果になっている。
(AbemaTV/「けやきヒルズ」より)
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