声優の安元洋貴(「BLEACH」茶渡泰虎役や「鬼灯の冷徹」鬼灯役など)と江口拓也(「バキ」花山薫役や「俺物語!!」剛田猛男役など)が、成人の日を記念して「20歳の自分」に向けてメッセージを送った。
成人の日の1月13日に生放送されたAbemaTVの声優トークバラエティ「声優と夜あそび」では、月曜MCを担当する安元と江口が20歳当時の生活や考えていたことを回想して脳内グラフを作成した。大学2年生だった安元の脳内は、半分が「バイト」で4分の1が「ゲーム」、残りが「モテたい」「芝居」という内容。バイトに明け暮れ、友人と一緒にゲームに興じた日々を懐かしそうに振り返り、「今の自分を形成した時期ですよね。下手すると結論、変わってない」と自己分析した。
一方の江口は、専門学校を卒業して事務所に入った20歳当時の脳内を「金無い」「おなかへった」「仕事ほしい」「バイト」「ねむい」といった言葉で表現。現在では売れっ子声優の江口も、デビュー当初は「1ヶ月、2ヶ月事務所から電話ないのはザラ」だったという。
さらに2人は、時間をさかのぼって当時の自分に“ビデオメッセージ”を送ることに。「ドラゴンクエストヒーローズ」や「いただきストリート」といったゲームで「ドラゴンクエストVI 幻の大地」のキャラクター・ハッサン役を演じている安元は、「安元くんは昔から『ドラゴンクエスト』が好きでしょう。ずっと好きなままでいてください。あなたハッサンになりますよ。けっこう驚きだと思います」と穏やかな口調で語りかけた。
またアニメ「バキ」で花山薫役を演じた江口も、「絶対信じないと思いますよ。そのころは声高めでデビューしてますから」と20歳当時は強面な役を担当するなど想像もできなかったという。思い入れのあるキャラクターを演じることについて、安元は「ハッサンは最初はやりたくなかった。自分が好きすぎて。愛情が足かせだった」と持論を述べ、江口も「わかるなぁ」と同調。安元は「ストリートファイター」シリーズのガイル役についても、「中学校のときからゲームセンターでずっと触れていたもの。頭に残ってて、オーディションのときもモノマネをしちゃうのね。愛がありすぎると、それに囚われる」と作品への愛ゆえに演じ方に悩んだことを明かしていた。
(AbemaTV/『声優と夜あそび』より)