将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦が1月18日に行われ、豊島将之竜王・名人(29)と深浦康市九段(47)が、午前10時から対局を開始した。
豊島竜王・名人は、2007年4月に四段昇段。昨年、ビッグタイトルを相次いで獲得し、史上4人目となる「竜王・名人」を達成した。タイトル4期、棋戦優勝2回。現在の将棋界の最高峰に立つ棋士だ。
深浦九段は、1991年10月に四段昇段。王位でタイトル3期、棋戦優勝は9回を誇る。竜王戦2組(1組:11期)、順位戦B級1組(A級:10期)。
両者の対戦は過去に18回あり、豊島竜王・名人が10勝8敗と勝ち越している。
振り駒の結果、先手は深浦九段。勝者は屋敷伸之九段(48)と千田翔太七段(25)の勝者と、ベスト4をかけて午後2時から対戦する。AbemaTVでは、この対局を終了まで生放送する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度と藤井聡太七段(17)が2連覇している棋戦としても知られている。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)