人気オンラインシューティングゲーム「フォートナイト(Fortnite)」が赤十字とコラボし、銃での戦闘ではなく“命を救う”新たなモードを公開した。
「フォートナイト」はPCやPlayStation、Nintendo Switch、スマホなどでプレイが可能で、全世界で登録プレイヤー数が約2億5000万人を誇る世界的に大人気のゲーム。プレイヤー同士が銃器などで戦闘し、相手をすべて倒して勝利するモードが人気となっている。
昨年7月に行われた初の世界大会では米在住の16歳の少年が優勝し、賞金約3億円を受け取ったことで話題になった。
その「フォートナイト」に実装された新モードの「ライフラン(Liferun)」は、「困っている人を救う」、「インフラの再建」、「地雷の除去」、「救援物資の分配」という、赤十字の職員が80カ国以上で行なっている主要活動4種をゲームで学ぶことができるモードになっている。
赤十字国際委員会(ICRC)は「私たちはゲーマーの皆さんに紛争の苦しみなどをスマートな方法で説明することが重要だと認識しています」とコメントしている。
コメンテーターの「BuzzFeed Japan」記者の神庭亮介氏は「今回の件は赤十字側が説教臭くない形で、従来訴求できなかった層に訴求できるし、『フォートナイト』側も赤十字のお墨付きを得て、『単なる撃ち合いのゲームではない』という形でブランドのイメージアップに貢献できる」と双方にメリットのあるコラボレーションだと評価した。
(AbemaTV/「けやきヒルズ」より)
▶【動画】「フォートナイト」で“命を救う”新モード開始
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