20日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送され、「オレオレ詐欺」の裏をかく、驚きの詐欺の手法が明かされた。
番組では「今夜 最恐人怖芸人が決定! 『人怖』芸人大会SP」と題して「人による怖いエピソード」を披露するために、松原タニシ、オオカミ少年・片岡正徳、ウーマンラッシュアワー・中川パラダイス、馬鹿よ貴方は・平井ファラオ光、ヒコロヒーといった芸人たちをゲストに招きトークを展開した。
探偵としても活動をしている片岡は、あるとき若い夫婦から、実の祖母のように親しんでいる高齢の女性の調査をしてほしいという依頼があったそう。その女性は過去に駄菓子屋を営んでいたそうで、夫婦はお菓子をもらうなどの交流があったのだとか。
しかし、あるときその女性が「オレオレ詐欺」に引っ掛かってしまったと告白をしたため、夫婦は「おばあちゃん元気出して、これを足しにして」と、3万円を手渡したという。依頼の内容は、その後の女性が心配なため、追跡調査をしてほしいというものだった。
そこで片岡が調査をしたところ、女性には若夫婦のような関係性の人たちが他に10人いたことが判明。受け取ったお金でパチンコに興じており、そこで入手した景品のお菓子を配っていたそう。片岡は真相について「『自分が詐欺にあった』と(吹聴して同情を誘うと)いう、おばあちゃんが仕掛けた『おばあちゃん詐欺』」と解説をした。
片岡によれば、問題の高齢女性が詐欺にあったことはもちろん、過去に駄菓子屋を営んでいたことも全て嘘だったという。事実を伝えられた夫婦が女性を問い詰めたところ「ああ、気づいたんだね」と、淡々とした対応をされたという顛末も明かしてスピードワゴンの2人を驚かせていた。