1月26日、都内唯一の「スマートボール」専門店・三松館(浅草)が72年の歴史に幕を閉じた。
スマートボールはレバーを使ってボールを打ち出し、穴に入れて持ち玉を増やしていく遊技台で、建物の老朽化や遊技台の故障の多発などの影響で閉店を決めたという。店主の江川明智さんは「遊んでいるうちに大抵の人が笑顔になってくれていた。お客さんには本当に感謝しています」と話している。
また、創業320年という山形県唯一の老舗百貨店・大沼が26日の営業を最後に閉店し、近畿日本鉄道が運行する最後の喫煙列車も1月末に全面禁煙になるなど、令和に入って昭和の時代を感じさせるような施設やサービスの終了が相次いでいる。
コメンテーターを務める明星大学准教授の藤井靖氏は「ノスタルジーは心に残すというか、自分の中だけで味わうのが一番いいと思う。(なくなることを寂しいと感じる心理は)損失不安というか、何かを失うんじゃないかという不安ですよね。実際には新しいものを得ていて、だからこそ古いものがなくなっていくということなので」となくなっていくものを寂しがる人間心理について解説した。
(AbemaTV/「けやきヒルズ」より)
▶【動画】都内唯一のスマートボール専門店が72年の歴史に幕
■Pick Up
・「ABEMA NEWSチャンネル」がアジアで評価された理由
・ネットニュース界で話題「ABEMA NEWSチャンネル」番組制作の裏側