『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、お笑い芸人の三瓶が登場し、自身のしくじり経験をもとに「逃げ癖から脱却するための授業」を行った。
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”に平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、宮下草薙、AKB48の横山由依、タレントの黒木ひかりが出演。
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平成ノブシコブシやピースとは同期の三瓶。2001年に「三瓶です」で大ブレイクし、2019年にはトルコでシェフになるべく、芸人の仕事を一度休止。その後、トルコに渡っている。
三瓶は「4日」と数字を出し、これが何の数字を表すか、クイズを出した。答えを知っている草薙は言いづらそうに「あれですよね……」と言葉を濁していると、三瓶は「正解いきます」とドライに進めようとする。草薙が「トルコが……」と答えを言おうとするも、三瓶は再び「下手だな」と塩対応。澤部から「顔超怖い」とツッコミを入れられていた。
4日という数字は、三瓶がトルコから逃げ出すことを決意するまでの期間。実際に働いた期間は2カ月だが「それでも短い」と出演者から声が上がる。
「ホームシックで心が折れた」という理由で帰国し、周囲の怒りを買ってしまった三瓶。そんな三瓶に草薙は「根性のないやつだなって」と直球にコメントし、笑いを誘った。
43歳になった今、三瓶は「福島で実家暮らし」「テレビレギュラー0本」「貯金を切り崩す日々」を送っており、「僕には今何もありません」と自虐。今回の収録も新幹線を使って実家から来たという。
三瓶は、嫌なことから逃げ出す人の特徴の1つに「人生の岐路に立たされたとき、絶対に楽な道を選ぶ」を挙げた。高校卒業後、三瓶は「友人が行くと言ったから」という理由で料理の専門学校に入学するが、学校から就職先を紹介されるも、面接をドタキャンして逃亡。
専門学校卒業後、フリーターになった三瓶は「優しい人しかいない」というイメージだけでパン屋でアルバイトを始めるが「上司とうまくいかなかった」という。
逃げ癖のある人の特徴の2つ目は「何もできないくせにプライドだけは高い」こと。そのため、自分の能力を認めないような上司は嫌いだという。常に楽な方へ流される三瓶は、パン屋を辞める道を選んだ。
「嫌なところを探して、辞める理由を探していた」と当時の自分を振り返った三瓶。「他人のせいにするのは楽。一度自分の非を認め、我慢を覚えよう」と教訓を語った。
(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)