幼い頃に家族から離れ記憶を失うという悲劇に遭ったものの、明るく力強く成長してきたヒロインに怒涛のごとく訪れる不幸の連鎖。ありえないことが次々と起こる“マクチャン・ドラマ”の要素がたっぷり詰まったドロドロ復讐劇『白詰草』(読:シロツメクサ)から目が離せない。
子どもたちに伝統的な礼儀作法や知識を教える書堂の師匠オ・スンナム(パク・シウン)。黄龍グループ会長ヨン・ソンジュ(キム・ヘソン)の娘だった彼女は、ある事件をきっかけに記憶を失い、家族とも離別。書堂を営む夫妻に育てられた後、現在は彼らの甥から養子となったチャ・ユミン(チャン・スンジョ)と結婚し、娘ジュニョンと共に幸せに暮らしていた。しかし、病院での人間関係に悩むユミンが、黄龍グループ会長の養女であるファン・セヒ(ハン・スヨン)の誘惑に揺いだことをきっかけに、穏やかだったスンナムの人生に暗雲が立ち込めてくる。