ファミリーマートは2月19日、今年7月からレジ袋を有料化することを発表した。有料化の方針を打ち出したのはコンビニ大手3社でははじめて。
7月からは小売店のレジ袋の有料化が義務付けられているが、ふらっと立ち寄ることの多いコンビニでは有料化の対応に慎重な意見が多かった。
有料化されるのはプラスチック製のレジ袋で、くり返し使用できる厚手のゴミ袋や生分解性プラスチックやバイオマスなど環境にやさしい素材を使用したレジ袋については有料化の対象外となっている。
ファミリーマートはバイオマス素材を3割配合したレジ袋に切り替え予定のためレジ袋を無料で提供することが可能だが、「プラスチックの削減につながる」として有料化に踏みきった。
レジ袋の価格設定はイトーヨーカドーが1枚2円、イオンは3円(小)と5円(大)など各社様々だが、コメンテーターでWIRED日本版編集長の松島倫明氏は「有料化するなら、もう少し高額化したほうがいい」と、“レジ袋削減”を考えるのであれば使うのをためらうような価格にすることも重要と指摘。
キャスターを務めるテレビ朝日の大木優紀アナウンサーは「先日H&Mで買い物をしたときに(レジ袋が)1枚20円ですと言われて、20円となると躊躇してしまって服を抱えて帰りました」とレジ袋を使わなかった経験談を披露し、松島氏に同調した。
(AbemaTV/「けやきヒルズ」より)
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