乃木坂46与田祐希が映画『ぐらんぶる』(英勉監督、5月29日から全国公開)で映画デビューすることが23日わかった。与田は主演の竜星涼演じる北原伊織のいとこで、同じ伊豆大学に通うヒロイン古手川千紗を演じる。

 原作は講談社「good!アフタヌーン」にて2014年4月から連載中の漫画『ぐらんぶる』(原作:井上堅二、漫画:吉岡公威)で、ダイビングサークルを舞台にしながら、なぜかほぼダイビングをしないという型破りな青春コミック。既刊14巻で440万部を突破しており、2018年7月から9月にかけてアニメ化され高視聴率を記録している。

 ただ、衣装の面などから“絶対に映像化は不可能”と言われてきたことから、1月末にキャスト発表&特報映像が公開されると、Twitterトレンド1位に入り、Yahoo!の検索ランキングでも1位を獲得するなどの反響を呼んでいた。

 与田が演じる千紗は、伊織(竜星涼)と耕平(犬飼貴丈)のダイビングサークル仲間。普段はクール、でもダイビングのこととなると優しくキュートなしぐさを見せるクーデレ(クール+デレ)美少女。伊織と耕平のバカ騒ぎを虫ケラの様な目で蔑んだり、男たちを足で踏んだり、さらには白目を剥くぶっ飛んだ顔を見せるなど、これまでのイメージを覆す全力な体当たり演技で挑んでいるという。

 与田は「グループから離れた1人でのお仕事なのでとても緊張していました」とコメント。また、「私が演じる千紗は、とてもたくましい女の子なので、ヤバい男たちには負けません。」とコメント、マネージャーは「与田祐希、そして乃木坂46を応援していただいている皆様、大変申し訳ございません。」「ヤバい奴ら相手に与田が金属バットを振り回し、飛び蹴りをかます姿を見ていただければ、きっと安心していただけるはずです。」とアピールしている。

 また、エグゼクティブプロデューサーの関口氏は「原作を読んで千紗役には与田さん以外考えられなかった」「撮影現場では、漫画から抜け出た千紗がそこに存在しているよう」だったと与田のキャスティング起用について語っている。

■与田祐希コメント

 グループから離れた1人でのお仕事なのでとても緊張していましたが、いざ現場に入ってみると、スタッフの皆さんも、キャストの皆さんも、温かくて、賑やかで、優しくて、そのおかげで、私も楽しみながら撮影をすることができました。

 私は、このオファーをいただく前にテレビ番組の企画でウミガメを探すためにダイビングの資格をとったのですが、まさかこんな形で活かせるとは思ってもいませんでした(笑)

 それはさておき、ファンの皆様には多大なる心配をおかけしていると思いますが、私が演じる千紗は、とてもたくましい女の子なので、ヤバい男たちには負けません。なので、安心して劇場にお越しください。きっと不安は吹き飛び、笑いに変わると思います!

■与田祐希マネージャーコメント

 与田祐希、そして乃木坂46を応援していただいている皆様、大変申し訳ございません。きっと「こんな映画に与田ちゃんを出して大丈夫か?」と不安になっていることと思います。

 ご安心ください。とっても素晴らしい映画になっております。ただ、予告映像だけだと信じられませんよね。ただのヤバい映画だと思ってしまいますよね。その抱えてしまった不安を払しょくするには、劇場に足を運び、映画を見ていただくしかありません。ヤバい奴ら相手に与田が金属バットを振り回し、飛び蹴りをかます姿を見ていただければ、きっと安心していただけるはずです。お忙しい中大変恐縮なのですが、皆様のご来場、心よりお待ちしております。

■エグゼクティブプロデューサー関口大輔コメント

 原作を読んで千紗役には与田さん以外考えられず、『ぐらんぶる』のような企画に出演依頼しても良いものか悩みましたが、思い切ってオファーしたところまさかの快諾で驚きました。撮影現場では、漫画から抜け出た千紗がそこに存在しているようで不思議に感じたほどでした。キャストの皆さんには撮影前にスクールに通ってもらいスキューバダイビングの免許を取得して頂いたのですが、与田さんはすでに免許を所持されていて、順調にスキューバシーンの撮影ができました。プロデューサーである自分ですら驚くことが多い英監督の独特の演出ですが、そんな監督のどんな要求にも対応する与田さんの女優魂と、アイドルらしからぬ体当たりの演技に驚き、感動しました。

▶映像:#乃木坂世界旅 今野さんほっといてよ!

#乃木坂世界旅 今野さんほっといてよ! - ニューカレドニア編
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映画『ぐらんぶる』公式サイト。5月29日(金)、全国公開!
映画『ぐらんぶる』公式サイト。5月29日(金)、全国公開!
映画『ぐらんぶる』公式サイト。5月29日(金)、全国公開!