声優の安元洋貴と江口拓也が、なすなかにしと一緒にショートアニメ「あはれ!名作くん」の新キャラクターを考案した。採用を目指して、監督による審査も行われた。
AbemaTVの声優トークバラエティ「声優と夜あそび」月曜日は、安元洋貴(「BLEACH」茶渡泰虎役や「鬼灯の冷徹」鬼灯役など)と江口拓也(「バキ」花山薫役や「俺物語!!」剛田猛男役など)がMCを担当している。2月24日に生放送された同番組に、お笑いコンビ・なすなかにし(那須晃行、中西茂樹)がゲスト出演した。
【動画】江口拓也が考案した新キャラクター“しそデレラ”(54分ごろ~)
安元も江口も出演経験があるアニメ「あはれ!名作くん」は、なすなかにしがレギュラー出演している。安元が「僕が行ったときは、アフレコ現場が和気あいあいとしていたんですが、普段からあんな感じなんですか?」と聞くと、中西が「あんな感じです!」と微笑み。メインキャラクターのつる公役を演じる江口も「この(スタジオの)空気をそのまま持っていった感じです」と表現した。
那須は「小野賢章くんや江口くんが、すごく高めてくれる。我々のペースに合わせてくれる」とプロの声優出演者たちへの感謝を告白。「あはれ!名作くん」はプレスコ(セリフなどを先に収録して、後から映像をつける手法のこと)で制作されており、江口も「テンポ感がすごく重要。そういうテンポを作ってくださっているのは、なすなかにしさんやうしろシティさん」と絶賛した。
番組では「あはれ!名作くん」の新キャラクターをそれぞれが考案。監督含め多くの関係者が見学に来ているということで、本当に採用される可能性もゼロではないらしい。真剣に考えた末に、安元は「窓ぎわのドットちゃん」と「Jさん・ステイサム」を発表。他にもユニークなキャラクターが誕生し、江口は「しそデレラ」を提案したが、独特な絵心のせいで安元に「アーモンドおばけ」「描いちゃいけないやつじゃないの?」と他の出演者からイジられていた。
しかし、監督による厳正な審査の結果、残念ながら全員不採用という結果に。「僕にビジネスチャンスを!」と期待していた安元は「レギュレーションを教えといてくれよ!」とツッコミ。那須は「普段アニメに出てくるキャラクターは、会議をくぐりぬけたエリートたち。皆さまが魂込めてやってくださっている。『あはれ!名作くん』は良いチームですよね」としみじみ。反省を踏まえて(?)、さらに安元は新キャラクター「マイルド・スピード」を描き、提案していた。
(AbemaTV/『声優と夜あそび』より)