映画『初恋』の記者会見が25日、日本外国特派員協会で行われ、俳優の窪田正孝(31)、監督の三池崇史(59)が出席した。
完全オリジナル作品となる本作は三池監督初のラブストーリーで、余命わずかなプロボクサー・葛城レオが、ヤクザに追われる少女・モニカを助けたことから起こる一夜の抗争を描いた物語。
2008年に放送されたテレビドラマ『ケータイ捜査官7』以来、およそ10年ぶりに三池監督作品に出演する窪田は、「19歳だった当時は右も左もわからず、監督に届けという思いでひたすらに芝居していて。10年経って三池さんと会ってみると、僕も少し緊張が解けたのか喋りやすくなったんですね。それが10年の変化なのかなと思います」とコメント。三池は「2人が共通しているのは、常に映画を作る現場にいること。この10年、止まる間も無くフィルムは回り続けて一瞬だった」と振り返り、「その10年で歳を取ったなと思うが、窪田くんの方は随分出世した。神様って冷たいな」と笑いを誘った