「キッチン不動産」という言葉が2月27日、Twitterトレンドにランクインした。
これはクックパッドが27日から住宅のキッチン環境をよりよくする「たのしいキッチン」事業の第一弾として「たのしいキッチン不動産」という不動産情報サイトを開始したためで、SNSでは「こんな部屋に住んだら料理が楽しくなりそう~」「キッチンから物件探せるなんてテンションあがる」などの声があがった。
同サイトを開設した理由として、未婚率の増加などの影響から単身世帯が増加傾向にあることがあげられている。単身世帯は2040年に約4割に達するという予測もあるが、都内の単身者向けの賃貸住宅は一口コンロが多く調理スペースもせまいなど調理しづらい環境が課題になっている。
同サイトの最大の特徴は物件をキッチンの設備や性能を中心に選べる点だ。キッチンの設備や広さなどのスペックを総合的に評価した「キッチンスコア」が明記され、「魚焼きグリル付き」など従来の不動産サイトにはないキッチンの設備で検索できる機能も搭載し、設備や収納の中身などキッチンだけで複数の写真が掲載されている。
広報担当者は「今までになく詳細にキッチンの情報を収集し、独自指標により算出したスコアを掲載していることや、通常は写真がキッチン全体の1枚というサイトが多いところ、多い物件で10数枚あるところ」とこだわりのポイントを語っていて、社内からも「引っ越しを検討している社員からは『早くリリースしてほしい!』」という声があがっているそうだ。
(AbemaTV/「けやきヒルズ」より)







