2月28日シンガポールで開催されたONE Championship「KING OF THE JUNGLE」に参戦し、5年ぶりとなる勝利を挙げた秋山成勲に対して、試合直後、同じくONE参戦中の元ライト級王者・青木真也が対戦要求を突きつけ、視聴者が騒然とする場面があった。
現役復帰して臨んだ昨年のONE初戦では判定負けを喫した秋山が、8カ月ぶりとなるリングでジェリフ・モハメド(エジプト)との一戦で見事なKO勝ち。リベンジを果たすとともに、およそ6年ぶりとなる白星を挙げた。
試合後、インタビューに答えた秋山に対して、AbemaTVで解説を務めた青木真也が「秋山さんめちゃくちゃ仕上がってましたね」と労いの言葉を掛けた次の瞬間、衝撃発言。「秋山さん色もしっかり黒くなっていて、僕は(肌の)色が白いからリング上で対峙したらオセロみたいで面白いんじゃないかな」と、青木特有の表現で対戦を要求。すると、秋山も「そうですよね。そういう未来があったら嬉しいですよね」と応えた。
同じONEに参戦することで絆も生まれているようで、秋山は青木については「前回の上海大会の復帰戦で感情を込めて解説してくれて嬉しかった」と告白。復活するまでの秋山の戦い振りを賞賛してきた青木へ感謝を伝えていた。
改めて解説席で「オセロのように白黒つける秋山vs青木の対決は?」とドリームマッチの実現可能性について訊かれた青木は「何もかも全てが手遅れかもしれない。今となっては今が一番早いという感じ」と、再び独特の言い回しでそれ以上の具体的な言及は避けたが、視聴者からは様々な声が上がっていた。