ルーツは本栖研修所 ボートレーサーがうれしい悲鳴を挙げる「水神祭」のルーツ
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 ボートレース場でよく見かける、選手たちが水に飛び込む水神祭。ボートレーサーは何故、水神祭をやるのか。AbemaTV「アベマde週末ボートレース~Friday~」2月28日放送回のワンコーナー「ボートスクープ」では、その疑問について紹介された。

▶映像:現役選手もあまり知らないボートレース「水神祭」のルーツ

 プレミアムGI「ヤングダービー」開催中のボートレース浜名湖。関浩哉選手、長谷川雅和選手、松尾充選手らをはじめ、出場する若手選手たちは「水神祭ができるように頑張ります」と口を揃えた。やはり、どの選手も水神祭をあげたいようだが、そもそも水神祭はいつから行われているのか。このような質問をぶつけたところ、佐藤翼選手は「知らないです」、中村佳選手は「1着取ったら水神祭、優勝したら水神祭。そういう風習なのかと思ってやっています」とのこと。選手でも、詳しく知るものは少ないようだ。

 ルーツは一体、何なのか。回答してくれたのはボートレース博士の桧村賢一さんだ。桧村さん曰く、「1980年代、本栖研修所で訓練の厳しい先生(教官)が卒業式に水に飛び込み、それに選手も続いた」のが起源とのこと。「水の神様」「水は尊いもの」という意識もあるのではないかともコメントした。

 そんな水神祭は「同じ支部の選手が中心になって始める」のがしきたり。デビューして初1着・初優勝、記念レースでの初1着・初優勝、1000勝や2000勝など節目の勝利で行われるそうで、取材中には北野輝希選手が「1週間前に子供が生まれたので、先輩がやってくれた」と水に投げ入れられるシーンもあった。

(AbemaTV/BOATRACEチャンネルより)

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レーサーが水へと飛び込む「水神祭」
レーサーが水へと飛び込む「水神祭」